Chronium野良ビルドRTA(Windows編)
はじめに
好きな高速のサービスエリアは友部SA どうも弊社です。
特に需要なんてものはないのですが、Chroniumを野良ビルドする手順を確認してみました。
ちなみにWindows編とありますが、Linux等他のOSでやるつもりはないです。
レギュレーション
レギュレーション?は以下の感じで測定です。
ちなみに仮想マシンのスペックは以下の感じです。
ハード | スペック |
---|---|
OS | Windows 10 2004 (19041.508) |
CPU | Intel Core i7 8700から8論理プロセッサを割り当て |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SATA SSDを2台でストライピング(記憶域) |
基本的には公式の手順をなぞるだけで出来るので細かくは解説しませんが、ざっくりとした流れと途中つまずいた点を記述したいと思います。
OSインストール
この辺は特に説明する点はないですね。 後々必要になるのでWindows Updateをしている間にGitのインストールと設定をやっておくと時間を短縮できます。
Visual Studioのインストール
なぜかは知りませんが、現時点ではCommand Line ToolsではWindows SDK 10.0.19041がインストールできません。 そのため、Communityからインストールする必要があります。
また、SDK Debugging Toolsを有効化するのを忘れるとビルドツールのコンフィグを生成するタイミングで怒られて時間ロスとなるので注意が必要です。
コードのフェッチ
とりあえずビルドをしたいだけなら履歴はいらないので、fetch
コマンドに--no-history
フラグを追加して最新のコードのみをダウンロードするようにすると時間を短縮出来ます。私は付け忘れました。(大幅な時間ロス)
ビルドのセットアップ
これも手順通りで特に問題ありませんでした。
コンパイル
これも手順通りで特に問題ありませんでしたが、ここが一番時間が掛かります。
結果
今回の記録は以下のような感じです。
作業 | 時間 |
---|---|
OSインストール | 25分 |
ツールインストール | 26分 |
ソースのフェッチ | 1時間14分 |
ビルドのセットアップ | 1分以下 |
コンパイル | 4時間2分 |
合計 | 6時間8分 |
ネットで調べると
みたいなことが書いてあったのですごい時間が掛かるのではと危惧していたので、6時間程度で終わってよかったです。
だから何だといった感じですが、まぁ、最新のChroniumに追従したい人はソースからビルドするのもありじゃないでしょうかといった感じです。
おわり