逸般の誤家庭でも10GbpsのLANを構築したい(配線・動作確認編)
はじめに
前回買った機材が関税の請求書を伴ってやってきたので、配線と動作テストを行います。
配線
最終的に以下のような感じになるように配線を行います。
NICのインストール
今回買ったNICはIntel 82599EN(互換?)チップを積んでいるため、WindowsでもXigmaNASでも挿すだけでいい感じに認識します。
10Gbpsを出すためにはPCIeレーンが×4必要らしいので、一応レーンが×4以上になっているかデバイスマネージャーで確認しておくといいかもです。
光ファイバの敷設
今回は検証なので、とりあえず壁や柱に養生テープで張り付けて敷設します。検証が終わって涼しい季節になったら屋根裏に敷設しなおす事にします。
光ファイバの結線
SFP+ポートに光モジュールを挿してLCコネクタを差し込むだけなので、この辺は特に躓かずに作業出来ました。ただ、ファイバは細いので変に折り曲げて壊さないように気を付けるのと、フェルール(ファイバの終端)を手で触って汚さないように気を使うのはRJ45のメタルケーブルと違う点です。
S3150
S3150はPoE+スイッチで、配下にネットワークカメラとWifiアクセスポイントがぶら下がる予定なので、そこそこのトラフィックが流れることが予想できます。 と言う御託はどうでもよく、組んでみたいのでS3150とx510間はLAGを組んで1Gbps×2の帯域を確保します。
また、図にはありませんが弊宅ではCRS305の電力はS3150からPoE経由で給電する構成です。ループを起こしてS3150の霊圧が消えた・・・とならないようにCRS305に向かうポートは無効化しておきましょう。(一敗)
CRS305
CRS305はルータOSとスイッチOSのデュアルブートですが、パケットをCPUに突入させてスループットが終わる事故を防ぐためにスイッチOSに切り替えておきます。
検証
メインPC ⇔ ファイルサーバ
ここで10Gbpsを出すためにこの投資をしたと言っても過言ではありません。
メインPC ⇔ L2配下
L2は1Gbps×2でLAGを組んでいるため、メインPC間であればL2配下の機器は2台までワイヤスピードで動作するはずです。
おわりに
とりあえず理論値が出たのでよかったです。
実アプリケーションで性能の出すために、バッファサイズを弄ったりジャンボフレームを使ったりは追々やっていきます。
ちなみに
FS.comからの荷物は2つ(UPSとDHL)に分かれてやってきて、それぞれ9700円と2100円の関税が掛かりました。結構お高いですね。
UPSとDHLは都内とかでなければ家までの配送はヤマトと佐川になるため、再配達とかはそれぞれのシステムで申し込めます。 なので、そんなに不安に思う事はありませんでした。
GeticはEMSが選べたのでそちらを選びました。EMSであれば関税が掛からないので選べたら積極的に選べばいいと思います。
おわり